なぜ、潜在意識の力(引き寄せの法則)を使えないのか?

本日は、正しい潜在意識の力の使い方をお伝えします。

こんにちは、脳科学的に無意識の力を使って人生を解決する方法をお伝えしています

東洋心理脳科学コーチの松本真宗です。

 

今日は、潜在意識の力を使って目標を実現するとか、思考は現実化する、引き寄せの法則、あるいはスピリチュアルなど願望実現の法則をやったけど、大して変わらなかった人でも、

ある一つの事をちゃんとやれば、願いを叶えられるようになるということを、お伝えしたいと思います。

YouTubeで、聞き流すこともできます。
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まず、願望を実現するための絶対条件とは何か?

そして、絶対条件をどのように使えばいいのか?
受け取る力の使い方
与える力の使い方
を、お伝えしたいと思っています。

実は、引き寄せの法則が働く人と、働かない人がいます。

そして、その違いは潜在意識の〇〇が終わっているかどうかなのです。

最近「潜在意識の力を使って目標を実現する」とか、「引き寄せの法則を使って夢を叶える」という言葉が、普通に目に入るようになってきました。

実際に、これらを実践して、成功した人の話を耳にする事もよく聞くようになりました。

ですが、これらのことを真剣に取り組んでいるのに、結果が出ていない人のほうが圧倒的に多いのも事実です。

確かに「ありがとう」を1万回言えば変化が訪れるなどの方法で、状況が良くなったとか、簡単な結果を出した事がある方はたくさんおられると思いますが、

多くの方が、「大きな夢や願望を実現するにはどうしたらいいのか?」
を、知りたいと思っておられるようです。

ですので、今回は願望を実現するための絶対原則をお伝えしたいと思います。

まず、
「潜在意識・無意識の膨大な処理能力は、強く願っている事を実現するわけではない」
という事なのです。

最近の引き寄せ法則関連の本には、「願望を強く願うと叶う」と書いてあるものをよく見かけますが、

2〜30年ほど前の、引き寄せ法則関連の本には、願望を強く願うと叶うとは書いていなかったんです。

では、実際に潜在意識の強力な力を働かせるために必要なことは、
願望実現を強く願うことによるのではなく、

「潜在意識は、信じている事を実現する」

と、いう絶対原則によるのです。

 

シンプルに言えば、に言えば、

顕在意識で「成功したい」と、どんなに強く願ったところで、
潜在意識層に「自分には成功なんて無理だ」という信じている事があると、

潜在意識は圧倒的に強力な力で、信じている事を実現してしまうので、成功は難しくなるのです。

例えば、
最近、私のセミナーを受講してくれた20代前半の女性が、こんな事をおっしゃっていました。

「私は、どんどん人脈を作って、友達を増やして、成功したいんです。」
「だから、交流会にどんどん参加してるんですが、人前に出ると緊張して話ができなくなるんです。」

 

これって、よくある事ですよね。

やりたいのに、やれない。
言いたいのに、言えない。
自分に自信が持てない。

という状態です。

 

そこで、私は脳科学言語による質問法を使って2〜3質問をしたら、彼女はこう言いました。

「どうせ私の言う事なんか、誰も受け入れてくれないんですよ。」

これが、彼女のある「信じている事」なんです。

 

もう、おわかりですよね。

彼女がどんなに、顕在意識で「人脈を作って成功したい」と願っていても、
潜在意識層に「私は誰にも受け入れてもらえない」という信じている事があれば、

彼女は人と話す事ができず、成功どころか、人脈もできることはないという事なんです。

人は生きている間中、ほとんどのことを脳が無意識に処理してくれているわけですが、
無意識に処理されることは、自分が信じている事を基準に判断されます。

具体的に言うと
「どうせ私の言う事なんか、誰も受け入れてくれないんですよ。」と信じている人は、人前に立つと自動的に不安や恐れなどのネガティブな感情が湧き起こってしまいます。

これが無意識(潜在意識)の働きなのです。

さらに、不安を感じていると行動は、うまく話せないと言う行動になります。
結果は、相手から魅力的な人間だと思ってもらえず人脈や友達が増えないと言うことになってしまいます。

こうなってくると、頑張って願望を強く願えば願うほど、上手くいかない現実に打ちのめされて、
「やっぱり自分は人に受け入れてもらえないんだ」と、さらに強く信じてしまう、という悪循環に陥ってしまうんです。

これで、もうおわかりだと思うんですが、

引き寄せの法則が働く人と、働かない人、その違いは・・・

 

潜在意識層にある「信じている事」の、準備が出来ているかどうかなのです。

 

世の中には、華麗に軽やかに希望を実現して成功していく方がおられますが、この準備が整っているので、必要な行動が何の抵抗もなくできるわけです。
結果として、願望を実現できてしまいます。

ですが、人はそれぞれ生まれながらにして個性があります。

それは、それぞれ違う「種のような信じている事」(遺伝情報など)を持って生まれて、それを基準に行動して、能力を高めていくからです。

だから、望めば叶うという状態でないのであれば、

自分の潜在意識層にある「信じている事」を整える必要があるのです。

 

例えば、彼女の場合は、

「どうせ私の言う事なんか、誰も受け入れてくれないんですよ。」という「信じている事」を手放す  必要があります。

「人は私を受け入れてくれる。私は価値ある存在なんだ」と信じられたなら、
人前に出ても、楽しそうに堂々と関わる事ができるようになるでしょう。

誰だって、不安そうに何も言わない人に魅力を感じることは難しいし、楽しそうで自信がある人と繋がりたい仲良くしたい、と思うでしょう。

誰もが「信じている事」を基準に行動し、相手にそれを伝えてしまうし、
相手はあなたが「信じている事」合わせてくれるのです。

 

だから、どんな「信じている事」が、自分の潜在意識層にあるのか?

これを、整えていない段階では、どんなに頑張って引き寄せ法則を実践しても、実現は難しいのです。

自分が何を信じているのか?
どんな価値観、観念、信念、想念、ビリーフ、エゴ、自我、思い込み、勘違い、などなど、自分の能力を働かせる基準である「信じている事」を、整える必要があるという事です。

願望が実現しやすくなるような「信じている事」を、より強く信じる。
そして、逆に実現を妨げるような「信じている事」を、間違っていると気づく必要があるんです。

何かの願望を実現するために必要なレベルまで、潜在意識の中にある「信じている事」の整理整頓が終わっている人は、その願望を望めば実現できるという事です。

これが、願望を実現するための絶対条件なのです。

 

さらに、
どうして「信じている事」が、願望の実現に繋がるのか?について、お話ししたいと思います。

まずは、絶対条件の受け取る力の使い方です。

脳は周りにあるあらゆるものや出来事を、五感覚で感じています。

目で見て、耳で聞いて、肌で感じて、鼻で匂いを感じて、口で味わうわけです。

そうやって、自分の周りにある全てのものが「どんなものなのか?」という情報を、五感覚というセンサーで感じ取り、電気信号に変えて、脳に送るわけです。

脳に送られる情報量がいかに莫大な量かというと、1秒間にDVD約10.5枚分の情報量だと言われているのです。

想像できないくらい莫大な情報量ですよね。

無意識レベルでは、目に飛び込んできた文字は全て読んでいるし、理解している。
聞こえている音も、声も、耳に入ってくる全ての情報を捉えて、理解している。
と言われています。

あまりにも沢山の情報が洪水のように脳に送られているので、全部を意識してしまうと何もできなくなってしまいます。

だから、脳は必要な情報だけを選んで、顕在意識に送って扱えるようにするのです。

そして、この選ぶための基準こそが、潜在意識の中にある「信じている事」なのです。

例えば、もし「私は年間に3億円売り上げることができる」と、信じていればどうでしょうか?

脳は膨大な無意識の力で、この「信じている『3億円売り上げられる』という事」を基準に、意識する必要のあるものを選ぶわけです。

1秒で取り入れたDVD10.5枚分の情報の中から、3億円売り上げるための情報を、選ぶことができるということなんです。

すると、3億円売り上げられるのは、時間の問題になるわけです。

これが願望を実現するための脳内に必要な情報を受けとる力の使い方です。

 

では次に、絶対条件の与える力の使い方を、説明したいと思います。

もし「私は営業力が弱いから、なかなか売ることが出来ない、」と信じている人が、いたとしたらどうでしょう?

あなたは、実現できそうもないと思っている目標に、やる気が湧くでしょうか?、積極的に取り組もうと思えるでしょうか?

実現不可能だと思っている目標には、モチベーションが起こらないですよね。

「私には売ることが出来ない」という「信じている事」が、潜在意識の中にあったとしたら、見込み客を目の前にした時に、どんな感情が湧き起こるでしょう?

当然、怖くなったり、臆病な気持ちになったり、逃げ出したくなるような緊張感などが起きてしまうでしょう。

すると、おどおどした表情や、弱気な態度になってしまうのではないでしょうか?

そうなると、見込み客は、この営業マンからは買いたいと思うでしょうか?
おそらく、あまり買いたいと思わないでしょう。

人間の脳は、無意識に「信じている事」を情報発信してしまうのです。
これが相手に影響を与える力です。
態度や行動、言葉によって、相手に伝えてしまうのです。
これは自分の意思の力ではコントロールできません。

自信がない人が、意思の力で自信があるような態度を装っても、相手は違和感を感じたりするでしょう。

最初は上手に演じて誤魔化すことが出来ても、数回会えば、バレてしまうでしょう。

営業マンが「自分には売ることが出来ない」と信じている限り、見込み客は買わないことで、営業マンが信じている通りにしてくれるのです。

あなたが何かに取り組むときには、あなたが「信じている事」を相手はしっかり受け入れてくれて、その「信じている事」が実現するのを、手伝ってくれるという事なのです。

なので、もし何かの願望を実現したいのなら、実現する前に「私はそれを実現できる」と信じている状態になる必要があるのです。

夢や目標を実現するには、それを実現する前に、実現できると信じている自分になる必要がるということになるのです。

そのためには、願望を願うのではなく叶えている人間として生きることで、
願望を実現するための行動ができなくなってしまう「信じている事」を炙り出して、手放していくことが必要なのです。

脳の構造・仕組みをしっかりと理解すれば、「信じている事」を整理整頓するために何をする必要があるのか?が、わかります。

 

今日も最後まで観てくれて、有り難うございます。

お役に立てたなら幸いです。