スピリチュアルで結果を出せる人、出せない人

今日は
「スピリチュアルを実践しても、結果が出ない人の特徴」を
お話ししたいと思います。

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ザ・シークレット 引き寄せの法則、
宇宙にお願いしたら叶えてくれる、
新月とか満月の夜にお願い事を書いてお願いするとか、
ヒーリング、チャネリング
神様に祈る、
とか、いろんなスピリチュアルがあると思うんですが、

よくあるのが、
「強く願ったら、何もしなくても願いが叶う」と
思っているケースですね。

初めてこう言ったことを聞いた時に、
魔法のようなものだと感じる人も少なくないようです。

当然、実際には、
ほとんどの方が、そうならないことを体験するわけです。

結論から言うと、人間の脳はすごく能力があり、偉大な処理能力を持っています。

ですが、原則として、願う事でなく、自分が信じている事を実現する処理システムなのです。

なので、いくら宇宙にお願いしても、
満月や新月、神様にでもいいんですが、
お願いして、
「それが実現するんだ」と信じられていないと、
何も起きません。

 

では、信じられないのは何でなのか?

それは、何か自分の中に信じられない理由があります。
実感が湧かないので疑いを持ちながらやっているとか、
自分の心の中のどこかに、こんな事やってもうまくいくはずがないという気持ちがないでしょうか?

うまくいくと信じられていないのであれば、
うまくいかないことを信じている状態です。

変化を嫌う脳の基本原則からすると、
行動しなくて済むような制限になる思い込みは、強く働くわけです。

なのでそこにあるのは、
誰かに助けて欲しい、自分でやるんじゃなくて、
誰かにやって欲しいという依存心があります。

スピリチュアルで結果を出せない人の多くは、
そうやって自分じゃない誰か、大きな存在に、
勝手やってお願い、と、すがっている状態なんです。

願っているだけでは全然叶わないんです。

当然、原因があって結果がある訳なので、
何らかの影響を与えない限り、周りからの反応も変わってこないんです。

スピリチュアルで自分以外の何かに、お願いしている人は、結果が出せません。

そうではなく、スピリチュアルな方法を使って、
自分が成功するとか、願望を叶えるとか、
そういう風に考えている人も中にはいます。

お月さんにお願いする事で、私はこうなれると信じている人は、
不思議ですが、祈ったりする事で結果を出す人もいます。

お願いして叶えてもらうんじゃなくて、
何かによって願いが叶うと信じ切れている人は、実現したりします。

つまり、
自分の中に原因があるという結論になっちゃいます。

 

実際お会いして驚くのは、
スピリチュアルや宗教を信じておられる方の中には、

今、自分が大変な目に遭うとか、
上手くいかない不幸な状態になっているのは、
前世に悪い事をしたから、
今世で自分が苦しい目に遭っていると信じている人がいます。

だから、人に優しくするとか、
いい事をするとか、正しい行いをして、
以前の自分の過去世を清める必要があるんです。
という人がいるんです。

よくよく考えて欲しいんですが、
過去世がどうかわかりませんが、
今現実に生きていて、相手を喜ばせる事が出来たら、
相手は喜んでくれると思いませんか?

前世がどうであれ、
今、自分が酷いことをして、相手を傷付けたり、
怒っらせたり悲しませたりしたら、
相手が、
自分に嫌な事をしてくるのは当たり前じゃないですか。

この三次元世界は、超シンプルに
原因があって、それに見合う結果が起きると言う
当たり前の原則があります。

スピリチュアルを信じている人の中に、
そうやって、言い訳にしている人がよくいる
ってことなんです。

過去世の原因で現在自分が苦しんでいるんだ。というのは、

『究極の言い訳』だという事が分かりますか?

それは、
どうにも変えることの出来ない原因がどこかにあって
私はこうなっている。
自分は悪くないんだと、

「過去世の自分が悪かったから、
今こうなっているので、これは仕方がないんです」と、
正当化ばかりしています。

 

しかし、
だいたい、そういう方の話を聞いていると、
その人が、めちゃくちゃな事をしているから、
そんな酷い目に遭っていると言うのが、本当の状況なんです。

原因と結果が必ずある訳で、
今、生きていて、そうなっているという事は、

今、自分の中に原因があって、その結果を作り出しているわけです。

なのに、

突如、原因は過去世の自分にがあって、
また突如、今、その結果を味わっているみたいなことを言われるんですが、

その人ばかりが、裏切られたり、酷いことをされるのは、
その人の選択と行動が、今、間違っていただけのことですよね。

何か、どこか、手の届かないところに原因を持っていく人は、

自分が間違っているというところを全く認めなくて、
いい人のフリを一生懸命するんです。

うっかり話をしていると、
物凄くいい人のように聞こえるんです。

仏教に傾倒してる経営者が、
ある若者に、自分の新しい事業に投資して欲しいと言われて、
2000万円貸しちゃったら、
その若者は見事にいなくなってしまった。

そしたら、その経営者は、
「その若者が自殺したんじゃないかと心配した」
って言うんです。

めちゃくちゃいい人であるかのように装うんですよ。

でも、どうして、そんな投資をしたかと言うと、
楽して儲かるんじゃないかと思って、
よく調べもせず、管理もせず、
お金を貸しちゃってるんですね。

投資する事自体は、良くも悪くもないのですが、
欲に目がくらんで、無謀なことをしているだけなんですが、

それを、前世の自分の行いが悪かったから、
こんなひどい目に合うんですって、言い訳ばかりするんです。

単純に、考え方と行動が間違っているだけです。

自分がどうしてそんな考えで行動してしまうのか?を
本当に自分に向き合って、解決する必要があるのに。

いい人のフリをするという事は、
本当の自分の気持ちを、自分で認めない事になります。

そしたら、
その原因になっている自分の中にある
上手くいかない考え方に気づけないし、
いつまで経っても本当の自分に気づかないのです。

つまり、
スピリチュアルなどを一生懸命やっているんだけれども、
自分で考えて、自分の力でやるのではなく、結局他人任せで、

良い事が起きるのも、悪い事が起きるのも
原因が自分にないと考えているのであれば、

エンジンも、オールも、帆も無い船が、
水面を漂うようなものです。

 

結局、自分を信じていない事が、
結果を出せていないという事になります。

 

今日の東洋心理脳科学の智慧は、
「スピリチュアルを言い訳に使うのはやめましょう。
何かの力を使って、あなたがやるんです。」

でした。

有り難うございました。