心理学的に人間関係のトラブルを解消する方法

人間関係のトラブルは・・・
・嫁・姑問題
・モンスターペアレンツ
・いじめ、派閥、セクハラ、パワハラ
・上司・部下間の問題
・お客さんとの間の問題
・恋愛や夫婦間
などがありますね。

今回はすごく大きな例で説明していきます。

 

こんにちは、脳科学的に無意識の力を使って人生を解決する方法をお伝えしています。

東洋心理脳科学コーチの松本真宗です。

 

YouTubeで、聞き流すこともできます。
↓↓↓

 

ソマリアという国があるんですが、

国の中で戦争が起きていたり、
地震や津波で壊滅的な被害を受けた事があります。

今は平和ですが、一時期は海賊行為をする人たちが沢山いて、
ソマリア沖をいろんな船が航行していると、
襲われて略奪されたり、あるいは身代金を要求されたり、
そういう事が結構ありました。

でもどうしてもそこを通らないと輸送ができないので、
いろんな国が協力しあって軍艦を派遣したり、
警戒している時期がありました。

それを解決した人がいます。

寿司ざんまいの社長さんが、ソマリアの海賊問題を解決しました。
どうやって解決したかというと、
ソマリアの海賊行為を行なっている人達にマグロ漁を教えました。

海賊行為を行なっている人達は、仕事が無くて食べられなくて困っていました。

内戦で国は疲弊しているし、津波は来るしで、生きていく為にはどうにかしなければいけないという事で、輸送船を襲って、海賊行為をしていました。

なので、寿司ざんまいの社長さんが、
マグロを釣るための道具や船を用意して、
マグロの釣り方を漁法を教える事で、現地の人の仕事ができました。

当然海賊行為なので危ないし、元々それがしたい訳ではなく、命がけでした。

もし、
自分が豊かで幸せに暮らしていたら、そんな事をする人はいないんです。

なので、仕事を与える事で、海賊をいなくしました。

よくよく考えてみて欲しいんですが、
世の中では、色んなテロが起きたりするじゃないですか。

色んな考えがあるかもしれないですが、
ちゃんと豊かに平和に暮らしていたら、自爆テロなんてするでしょうか。

困っているから、搾取する人がいるから、命がけで反抗するということがあるわけです。

これって大きな問題ですけども、
これって日常でも同じようにやってたりするんですよね。

ある意味、そういうトラブルが起きるっていうのは、
揉め事を起こしたいから起こしているわけではない、はずなんです。

苦痛を感じているから、それをどうにかしたいという気持ちがあって、
それに対してなんらかのトラブルをふっかけてくるという状況ではないですか。

それが、恋人同士や夫婦の問題であっても、
あるいは職場の問題であっても、パワハラやセクハラにしても、
なんらかの原因があるわけです。

なので、人間関係のトラブルを無くしたいんだったら、
相手に対してなにか攻撃するというのは、
あんまり上策ではないということです。

 

いくらソマリアの海賊に対して軍艦を派遣しても、いなくならないんです。

テロを起こしている人たちをミサイルで攻撃しても、テロはなくならないです。

そこには貧困があるからです。

 

それと同じです。

人間関係に関しても、相手がなんらかの理由を持っているんです。

それを考えずに相手が悪いから訴えるとか、
相手が悪いから攻撃することをしても、解決しません。

なので、人間関係のトラブルにおいても、
相手がどうして問題をふっかけてくるような行動をするのか?
という所をしっかりみていく必要があります。

相手が一体何を思っていて、
そういう行動をするのかという所をしっかり聞いてみる。

聞いても教えてくれない事もあります。

なぜ教えてくれないかは、嫌われているからです。

なので、そういう人に対して、まず自分が好かれる事が大切です。

信頼してもらって、そこで始めてどうしてそんなことをするのかを聞けば教えてくれます。

教えてもらったら、それを満足させるようなことをちゃんとやってあげれば、
トラブルをふっかけてくるという事はなくなっていきます。

 

よくある事は、私たちはすぐに善か悪かで考えちゃいます。

私は悪くない、あの人が酷いと思っちゃうんです。

だけど、お互いそう思っているんです。

それで相手を責めたとしても、結局は何も解決しないので、
相手が何を満たして欲しいのか、相手が何を解決したいのか、

そこに向けて話し合い、理解していくことをちゃんとしていけば、
トラブルをなくしていく事ができます。

今日の東洋心理脳科学の智慧は、
「相手が悪いと決め付けるのをやめて、相手がいかに正しいかを見つければ、
解決策が自然と見えてくる」

でした。

お役に立てると嬉しいです。

今日も観てくれて、有り難うございました。