短時間で親しくなる方法 前編

今日は、「短時間で親しくなる方法」を教えてくださいと、
ご要望をいただいております。

以前にも、
「相手に覚えてもらいやすくする為に、印象に残るにはどうすればいいの?行動レベル編」
で、も少しお伝えしてますので、
そちらもチェックしておいて欲しいのですが、

他にも人間の脳が、反応しやすい方法と、その理由について
しっかりお伝えしたいと思います。

 

こんにちは、脳科学的に無意識の力を使って人生を解決する方法をお伝えしています。

東洋心理脳科学コーチの松本真宗です。

YouTubeで、聞き流すこともできます。
↓↓↓

まず人間の脳と心の中には、3つの大きな欲求が存在します。

それは、
生命維持の欲求
種の繁栄の欲求
集団に帰属したい欲求
です。

生命の維持のためには、
あなたが安全な存在であること、

種の繁栄のためには、
良い遺伝子を残したいので、
あなたが魅力的な異性であること、

集団に帰属すためには、
あなたが仲間であること、

が、求められます。

 

なので、まず
安全な存在であるということを伝えるには、
どうすればいいか?

そもそも、
人間の脳は、わからないもの、未知のものに、
恐れを感じます。

なぜなら、
相手が危険な生き物だとしたら、
死んでしまうからです。

太古の昔、
生物が海に浮かぶ単細胞生物だった時から、
近づいた相手が自分を食べる生物だったら、
近づいたら死んでしまいます。

近づく前に、安全か危険か知っておく必要がある。
なので、知らない相手には危機を感じます。

なので、自分が何者であるのか?を伝えること、
自己開示することが、まずは大切なんです。

2〜30年前から、
「話し上手」は「聞き上手」と言われ始めてました。

なので、
聞くために・・・、
一生懸命・・・・、

質問ばかりする人もおられます。

だけど、質問ばかりされるのは、
とても脳には負担なんです。

しかも、
信頼していない相手に自分を知られることは、
状況を不利にすることにもなります。

まず、ここで大きな勘違いをしている人は
注意して欲しいんですが、

「聞き上手な人は、質問する人ではない」とい事です。

当然質問は誘い水的に、必要です。

ですが、矢継ぎ早に質問すると、
相手の脳は疲れるし、
尋問を受けてるみたいで、
何より警戒されてしまうということです。

じゃあ、どうしたらいいのか?

それは、質問した瞬間に、
自分の事も少しでいいので伝えるってことです。
簡単な自己開示をすると、相手は安心して話してくれるし、

相手が相手自身のことを話してくれたんだから、
お返しとして、自分のことも話したくなります。

自分の事ばかり喋りだす人は、痛いですが、
自分のことを開示しない人は、怪しい人です。

とは言っても、バランスが重要で、
流れを見ながら、相手の話を聞けるのであれば、
どんどん聞いた方が、喜んでもらえます。

では、さらに安全な人とは、どんな人か?

それは、似ている人です。

究極的に言えば、
まったく同じ人になるのが一番です。

生物は基本、自分の種が繁栄するように
プログラムされています。

なので、
自分と同じ種族は、自分に危害を与えない。
同じ種であることは、安全であるのとイコールなのです。

例えば、

あなたが、大きな公園にいたとしましょう。
周りにもいろんな人がいます。

バリバリ体育会系のスポーツマンのグループ
文化系の大人しそうな人たちのグループ
アウトローなヤンキー系の怖そうな人のグループ
いかにもきっちりしてそうなスーツを着た人たちのグループ
の4つのグループがあります。

今から、この公園で、あるゲームをやるために
どれかのグループに声をかけて仲間になる必要があります。

あなたはどのグループを選ぶでしょう?

もちろん、
自分と似ている人たちのグループを選ぶでしょう。

大切なものも同じで、話が合いそうだし、
相手の考えていることを予測しやすいから

そんな、なるべくよくわかる、未知の部分が少ない相手を
選んで仲間になるはずです。

同じで似ていることは、
自分の状態を安定させるし、協力しやすく、
自分のパフォーマンスも発揮しやすいからです。

逆に
自分とはまったく違う考え方や価値観の人といるのは
ストレスなのです。

では、
苦手なタイプの人たちのグループ、
仲良くするのが難しそうなグループとは、
ある意味対抗意識も芽生えて、
グループ対抗のゲームが白熱していたとしましょう。

勝ったら優越感に浸り、
負けたら悔しくてたまらなかったり
するかも知れません。

 

しかし、そこの突然、
U F Oが降り立って、
グロテスクなエイリアンたちが、
ゾロゾロと出てきました。

エイリアンたちは、
公園を取り囲んで、
人間を拐おうとしています。

エイリアンはかなり強そうです。
特殊な武器や能力があるようです。

あなたは、どうにか脱出する必要があります。

すると、
今まで争っていた他のグループの人たちとも
力を合わせて、エイリアンに対抗しようするでしょう。

他のグループの考え方が違おうが、価値観が違おうが、
同じ人間同士、急激に仲良くして協力し合うことになるでしょう。

同じである、似ていることは、
安全・安心・生命の維持に直結するし、
集団に帰属する仲間であるために、重要なのです。

なので、
なるべく早く短時間で親しくなるのであれば、
あなたが相手と近い種類の人間だということを
伝えればいいんです。

では、どうやって、
相手に、似ていることを同じ種類の人間であることを
伝えたいいのか?

少し長くなったので、
具体的な方法は、次の動画で紹介しますね。

今日の「東洋心理脳科学の智慧」は、

「親しくなりたかったら、同じ種類の人間だと思われろ」
です。

「短時間で親しくなる方法」前編でした。

役立てて頂けたら、嬉しいです。
今日も読んでくれて、ありがとうございます。