なりたい自分になり切ったのに、実現しません。どうしたらいいの?

今日は、
「理想の自分になり切って振舞ったのに、実現しません。どうしたらいいんでしょう?」
という質問をいただいています。

 

こんにちは、脳科学的に無意識の力を使って人生を解決する方法をお伝えしています。

東洋心理脳科学コーチの松本真宗です。

 

よく自己啓発とか願望実現系の本や、セミナー、YouTubeで、言われているのは、
「そうであるかのように振る舞うこと」ですよね。

有名なのは、
アーノルド・シュワルツネガーが、
まだボディービルダーのチャンピオンだった頃に、
ハリウッド俳優を目指して、
すでに著名なハリウッド俳優であるかのように
振る舞うことで、実現したというお話ですね。

確かによく聞く話ですね。

でも、ほとんどの人は、実現しないですね。

お金持ちになりきって、
高級ホテルのラウンジでお茶をすると良い
とか、完全に間違っています。

私の知り合いの女性は、貧乏なフリーランスだったんですが、

出会ったメンターに理想の自分であるかのように
振る舞うことがそうなる近道だ、と教えられて、

高級車をローンで買って、
カードローンとかでお金を借りまくって、

仕事で滋賀県から大阪までくるのを
電車乗らずに高級車で移動して、
成功者であるかのように振る舞いました。

どうなったか・・・

 

YouTubeで、聞き流すこともできます。
↓↓↓

 

高級車を手放して、
多額の借金に苦しむ生活になったんです。

 

よく聞くのは、ネットワークビジネスで
リーダーの人がとにかく贅沢な格好をして、
「もっと上を目指しているので、妥協しないよ」見ないな事を、
チームのメンバーに言いながら、お金が儲かっていて、
さらに成長を目指す事をアピールする。
みたいな話ですね。

僕の友人も、ネットワークビジネスで
リーダーをしているときに、
上からの指示と、下へ成功をアピールするために、
いつの間にかベンツを2台も所有してしまって、
気がついたら、何にもなくなっていたそうです。

よくよく考えて欲しいんですが、

そもそも成功しているお金持ちは、
お金を大切にしているので、

ローンの金利を払って高級車を買ったりしない、
節約して電車に乗って生活してるんですよ。

ローンで物を書くのは、
貧乏人であるかのように振る舞うという事なんです。

ローンを組んでいいのは、
リスクを背負ってでも未来を先取りする必要のある時
つまり、投資した資金が、それ以上の価値になって帰ってくる時と
住宅ローンだけです。

成功者の多くは、
必要なときにはリスクを冒してでも、
銀行からお金を借りてでも、
自分自身に投資します。

 

自動車をローンを組んで購入するのは、
ただの浪費です。

お金持ちは現金で買うか、
お金を投資した配当で、自動車を買うんです。

配当で車を変える人はかなりの資産家なので
「金持ち父さん、貧乏父さん」という本に書いてあるようには
いきませんけどね。

 

お金持ちほど、お金を大切にしているし、
お金の大切さを知っているんです。

いくら安くても要らないものに、お金を使わないし、
どんなに高くても、自分にとって必要であれば、
お金を払って手に入れます。

概ね、
貧乏な人ほど、1万円を大金だと思っていなくて、
大金持ちほど、10円でも大切に使っている。

確かに、
高級ホテルのラウンジでお茶をするのは、
お金持ちの感覚を感じられるし、

お金持ちの人たちを観たり臨場感高く感じられるので、
脳にお金持ちとはこういう者だという情報が
手に入るのでいいんですが、

あまりにも微々たる情報だし、
それで自分も成功者だと、お金持ちだと、
勘違いして信じることができればいいですけど、
そう簡単には信じられない。

何でもそうなんですが、信じるのが先で、
実現するのが後なので、
「すべては、信じられるかどうかが鍵」
なのですが、

なかなか、自分が成功者だとか、
お金持ちだと信じられなかったりします。

それは、
自分は「こういう人間だ」という
別の強く信じていることがあるからです。

それが、あなたを制限する思い込みです。

 

確かに高級車に試乗して、
お金持ちが体験している感覚を
肌で感じて、脳にインプットすることは
大切ですが、

なり切って振る舞うのは贅沢したらどうなるかを感じるよりも、

もしそんな成功者やお金持ちだったら、
貧乏な状況の時にどういう行動をとるのかを考えて、

今の自分の考えが役に立たないことに
気づく必要があるってことなんです

お金持ちであるのかのように振る舞うために、
お金持ちがどのように考えているのか?
お金持ちがどんな思いを持って生きているのか?
を、知りたいと感じることが大切なんです。

考えて、何かを発見したり、気づいたりすれば、
行動が変わるので理想に近づくんですね。

自分の価値観と成功者の価値観の違いに気づいて、
自分が今信じている思い込みを外していくんです。

 

またいつかお話ししますが、
知りたい事、興味があることは、
脳がアンテナを立てて、
ちゃんと見つけてくれるようになっていますので、

なので、自分が、
もし理想の自分だったら、
こんな時はどうするのか?を、
考えながら生活してみてください。

 

今日の「東洋心理脳科学の智慧」は、

「理想の自分に成り切るとは、借金して贅沢する事ではありません。
理想の自分になるためには、何が必要なのか考える事です。」
です。

役立てて頂けたら、嬉しいです。
今日も読んでくれて、ありがとうございます。