嫌な奴・イライラする人への対処法、苦手な人に好かれる方法 後編

前回に引き続き、
「嫌な奴との付き合い方、苦手な人に好かれる方法」について、
具体的にお伝えしたいと思います。

 

こんにちは、脳科学的に無意識の力を使って人生を解決する方法をお伝えしています。

東洋心理脳科学コーチの松本真宗です。

 

前回は、「他人は映し鏡」なので、
嫌な奴や、苦手な相手の姿に、
自分の改めるべき事へのヒントが隠されている、

 

なので、嫌な奴、苦手な相手がいることは
自分の問題点に気づいて、
飛躍するチャンスだと言えますとお伝えしましが、

 

「私の人生は、苦しんで我慢して生きて行くしかないんです」
と、言った

ブラック企業で働いたある女性の実例です。

YouTubeで、聞き流すこともできます。
↓↓↓

 

彼女が勤めている施設は、サービス残業が多く、
いつも仕事に追われていました。

土日の休日も自主的に出勤して、
どうにか仕事をこなしている状態でした。

施設の利用者さんに喜んでもらうために、
理不尽な職場であっても頑張っていられました。

ですが、あまりに仕事量が多く、
残業代も支払われない職場なのに、
所長は、毎日朝から晩まで、至らない点を指摘しては、
嫌味を言ってくるのだそうです。

彼女はいつもストレスが溜まり切って、
イライラが募るあまり、
肝心の喜んでもらいたいはずの利用者さんに
優しく対応できなかったりする状況でした。

所長の嫌味で落ち込み、
利用者さんに優しくできない自分を嫌になり、落ち込み。
自己嫌悪と罪悪感が募る日々だったんです。

 

私から見たら、
残業代も出ない会社で休日出勤して、
毎日、上司に嫌味を言われる職場なんて、
資格を持っている彼女であれば、
いつでも転職すればいいのにと
思うんですが、

それでも彼女は、
「私はこうやって苦しんで生きていくしかないんです。
他に行くところもないんで。」
と、私に言っていました。

 

世の中には世にも不思議なブラック企業なるものが存在します。
生きるのがやっとの低い給料で、
違法に賃金が支払われないサービス残業がある、
社員は、まるで、
搾取されるために出勤するような会社です。

しかし、
そんな理不尽な会社は辞めればいいのに、
不思議に勤め続ける方は大勢います。

彼女も、その施設で働き続けるという
不思議な行動を続けていました。

嫌な奴、苦手な相手から、
嫌味を言われることに恐怖を感じながら、
気を遣って、好かれようと努力していました。

その彼女の不思議な行動の原因である
脳の中に保存されている観念を
脳科学言語による心を解き明かす質問と、
様々なワークを使って、
探していきました。

すると彼女が、
「自分は大切にされていない、
いつも酷い扱いを受けているので、
大人の言うことを聞いてはいけない。」と、
信じていることがわかりました。

なので、彼女は、
所長の言うことを信じられないし
指示を素直に受け入れられず、
所長から酷い扱いを受けても、
受け入れてしまっていたのです。

彼女は、
この思い込みを手放した途端、
所長がどんなに嫌味を言おうと、
まったく何とも思わなくなりました。

不思議に思われるかも知れませんが、
それまで、彼女は自分の信じていた通りになっていただけでした。

それまで彼女は、
酷い扱いを受けるかも知れないと
いつも自信なさげにビクビクしていました。

ブラック企業の所長は、彼女の弱気につけ込んで
躊躇なく彼女に嫌味を言い、
無理難題を押し付けていただけでした。

彼女の信じていることが、
嫌な苦手な所長という映し鏡に
映り出していただけだったんです。

その後、彼女は、
休日出勤もやめたどころか、
有給休暇も申請して、
遊びに行くこともできるようになり、

やりたいことを見つけて転職、
ホワイト企業で勤めつつ、
やりたいことのために副業に取り組んでいます。

 

今日の「東洋心理脳科学の智慧」は、
「嫌な奴、苦手な相手は、あなたが信じていることを叶えてくれている有難い人」
「相手に映り出している、自分の人生を阻む思い込み見つけて、自由になりましょう」
でした。

嫌な奴との付き合い方、苦手な人に好かれる方法、後編でした。

役立てて頂けたら、嬉しいです。
今日も読んでくれて、ありがとうございます。