相手の印象に残って、憶えてもらえる心理学

今回は、前回いただいていた

「相手に覚えてもらいやすくする為に、印象に残るにはどうすればいいの?」

という質問について、さらに深掘りしてみたいと思います。

 

こんにちは、脳科学的に無意識の力を使って人生を解決する方法をお伝えしています。

東洋心理脳科学コーチの松本真宗です。

 

前回は、相手に覚えてもらうためには

しっかり記憶してもらうこと。

 

そのために、相手の感情を動かす為のスキル、

コミュニケーションテクニックをお伝えしました。

 

これは、

どんな行動をすればいいか?

何をしたらいいか?という

行動レベルでの対処法だったんですが、

 

どんな課題でも、捉える奥深さというか、

レベルとか階層と言うものがあります。

 

今回は、「相手に覚得てもらう」ということを、

より深い階層で考えてみたいと思います。

 

前回は行動レベルでしたが、

今回は観念レベルでの解決法を

お伝えしたいと思います。

 

YouTubeで、聞き流すこともできます。
↓↓↓

 

まず、「相手に自分を覚えてもらいたい」

「目立ちたい」「有名になりたい」と感じているのは、

 

実力以上に自分を認めて欲しいと思っていたり、

なかなか相手に受け入れてもらえないなど

と思っていることの裏返しだったりします。

 

 

ついつい、誰かと会う手前で、

相手にこういう人間だと思われようと、

思ってしまうのではないでしょうか?

 

自分を隠したり、キャラを作ったり、

自分を装ってしまうのではないでしょうか?

 

当然、

自分を立派な人間に見せようと装うと、

緊張して、パフォーマンスが落ちて、

ぎこちなくなったりするでしょう。

 

 

もちろん、上下関係や礼節の事があるし、

親密度の違いもあるので、

他人と身内、上司と同僚では、態度が違って当たり前です。

 

相手によって、態度は変わりますが、

装ったり、隠したり、することは別です。

 

気を遣うことと、

緊張して何も言えなかったり、強がってしまうのとは、

全く違うということです。

 

 

礼儀正しさや、どれくらい親しく関わるかとは関係なく

自分がいい人で在ろうとしたり、

優秀で、正しく在ろうとしたりする。

 

それは結局、素の自分を隠していて、本当の自分が出ていない、

装っているということです。

 

装って、うまくやらなければならないと意識すると、

人間の脳は、緊張状態になって能力を発揮できなくなります。

 

すると、

あなたの良さとかが、相手に伝わりにくくなるのです。

 

 

人間の脳は無識的に、それを敏感に感じとります。

 

 

誰だって、本心で関わってくる人や、

本音で話している人、

本当に思っている事を語る人、

本当の自分を出している人に、

共感するんじゃないでしょうか?

 

 

例え流暢に話せてなくても、

一生懸命さを感じたり、

誠意や誠実さを感じたり、

何か伝わるものがあるんじゃないでしょうか?

 

 

いい人を装っていたり、

優秀に見せようとしている人からは、

そいったものは伝わってこないですよね。

 

 

顕在意識は誤魔化せても、

無意識は誤魔化せないので、

わかってしまうんです。

 

 

じゃあ、どうしたらいいのか?

なんですが、

 

これが簡単じゃないんですよね。

 

 

なぜなら、他人に対して、

「自分が優秀じゃない」とか、

「価値がない」とか、

「いい人じゃない」とか、

思われるのが、怖いからです。

 

 

大して価値のない自分がバレてしまったら、

相手にされないんじゃないか?

っていう恐怖を感じているので、

 

素の自分を出すのを避けて、装ってしまう。

 

 

人間て、なかなか、相手にどう思われてもいいとは

思えないものですよね。

 

 

でも逆に、

「いい人だと思われて、思われなくてもいい」って、

思えたら、相手に自分を出す事が怖くなくなります。

 

 

つまり、

他人から良い評価をされなくてもいいと思えたら、

逆に、自分を出せるので、

自信がある人だと伝わって、良い評価をされる

というパラドックスなんです。

 

 

では、

「他人からどう評価されてもいい」と思えるために何が必要か?

ですよね。

 

 

それは、

自分自身が自分自身を愛していること

です。

 

 

他人がなんと言おうと、自分が自分を好きであれば、

怖くもなんともない。

 

 

ありのままの自分を受け入れていて、

なんの根拠もなく自分の価値を信じられる状態になれば、

 

あなたは、必要な人に、必要な影響を与えて、

覚えてもらえるということになります。

 

 

自分を愛せていない人にとっては、

決して簡単な事ではありませんが、

ちゃんと、自分に向き合えば、愛せるようになります。

 

これからも心の解決に役立つ情報をお伝えしていきますね。

 

 

 

今日の「東洋心理脳科学の智慧」は、

 

相手に覚えてもらいたければ、

「相手に覚えてもらえても、覚えてもらえなくてもいい」という

フラットな自分でいる事。

 

そのためには、ありのままの自分を受け入れて、

自分が足りない人間だと思うのをやめる事です。

 

でした。

 

相手に覚えてもらう為の方法、観念レベル編でした。

 

 

役立てて頂けたら、嬉しいです。

読んで頂いて、ありがとうございました。