最近、驚いたことに、こんな質問を受けました。
それは、
「ありのままに生きるって、他人に迷惑なんじゃないですか?」
「ありのままに生きてはいけないと思うんです。」
というものでした。
私が「どうしてありのままに生きると、迷惑なんですか?」と尋ねますと、
彼女は「私の叔母は、いつも言いたい放題、やりたい放題なんです。」
「なんでも自分の思っていることを人に言うし、誰にでも厚かましくものを頼むし、すぐに怒るし、自分の思い通りにいかなかったらわめくし、いつも悪口や批判も言いたいだけ言うんです。」、
「ほんとに叔母は、ありのままの自分を生きていると思います」
私は「・・・・」
びっくりしました。
というのは、「わがまま」と「ありのまま」が混同されてるからです。
ありのままに生きるのは、なんでも感情にしたがって行動しまくることではありません。
確かに、感情を抑えて行動することでもありませんが。
けっして、わがままに生きることではないんです。
その叔母さんは、自分の思い通りにしたいんですよね。
残念ですがそれは、自分が満たされておらず、欲しがっている状態です。
分かち合うより、欲しい欲しいと心が飢えています。
お釈迦様が人の心の状態は10種類あるって言ってます。
それを十界といいまして、
地獄界・餓鬼界・畜生界・修羅界・人界・天界・声聞界・縁覚界・菩薩界・仏界
に、分けられます。
(死んでから閻魔大王に舌を抜かれるんじゃなくて、地獄は普段の生活での自分の心の中にありって感じです)
叔母さんは、して欲しい、特別にあつかってほしいと、いつも満たされず、心は飢えていて餓鬼界。
得られなければ、いられない苦しみなので、地獄界ですね。
そして、人の悪口をいったり、批判しているということは、
誰かと自分を比べて、満ち足りていない自分を恐れていますね。
というのは、誰だって、出来ることやできないことがあって、成り立っています。
出来ないことがある自分を許せる、つまり、ありのままの自分をみとめていたとします。
すると、他人の出来ていないこととか、嫌な部分がみえても、自分と同じように、それも含めて一人の人間の考えだし行動だねと、認められます。
つまり、他人を批判、悪口をいうということは、自分の一部分を許せない恐れている表れなんですね。
なので、他人の悪口をいっているのは、自分のネガティブなところがあるのを恐れているってことなんです。
そこを責められているように感じるので、自分を守るための「怒り」というエネルギーが噴出するわけです。
だから、それは、畜生界、修羅界ですね。
ありのままで生きるって、自分もまわりの人も快適なんです。
単純に、自分をありのままでよいと認めているなら、他人もありのままでよくなるんだから。
ここで、とても大切なこと。
不平不満など言わない謙虚な態度の方が、他人に思いやりをもって関わっていたとします。
実は、このタイプには、2種類あります。
それは、ほんとは不満があるんだけれど常識や賢さで、感情を抑えて、そうふるまっている人と、
心から、自分をありのままで認められるから、他人もありのままに認められる人。
怒りが湧いているけれど我慢してるのと、気にならないのとは違うんです。
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